投資信託は低コストなファンドを選ぶべき。消費税が投資に与える影響。
「投資信託は低コストなものを選ぶべき!」
巷で良く言われることですが、最近その大切さを痛感しました。
「投資信託のコストはリターンを下げるから?」
それはそうなんですが、もっと身近な問題があることに気づいたんです。
それは、、、、
消費税です!
消費税増税で投資のコストも上がってしまった
最近ロボアドバイザー投資でも試してみようかと思って、ウェルスナビを調べていたんです。
ウェルスナビは手数料が1%と少し高いですが、まあ1%くらいならいいかな?と思っていました。
でも、この1%は税抜きの金額です。
消費税が10%になったことで、実際の手数料は1.1%になってしまいました。
消費税で0.1%も余計に取られます。
手数料が1.1%と言われると、何だか高いと感じてしまいます。
ウェルスナビに限った話ではなく、消費税はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)や楽天VTIといった投資信託の信託報酬にもかかります。
消費税は私たちの投資コストを引き上げる天敵だということに、今さらながら気づかされました。
でも、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬は税抜きで0.15%です。
消費税10%が加算されても0.165%。
この程度なら許容範囲かな。。。。
コストが高い投資商品は消費税増税の影響も大きい
消費税は10%で打ち止め?
そう思っている人なんていますかね。
この先、15%、20%、、、、と引き上げられる可能性はあると思います。
仮に消費税が20%に上がると、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬は0.18%。
まだ何とか安く感じます。
一方でウェルスナビの手数料は1.2%。
むむむ。高い!
コストは投資のリターンを低下させる要因。
それは疑いようがありません。
と言うことは、コストが高く設定されている投資商品は、消費税増税時のコスト増によって、さらにリターンが下がるということでしょうか?
そんなの嫌なので、コストをできるだけ引き下げてほしいところですが、そこに期待するのは酷かなと思います。
低コストな eMAXIS Slim米国株式(S&P500)なら消費税が10%上がっても、信託報酬を0.015%引き下げれば、コスト増加分を打ち消せます。
大変でしょうけど、実現できないという程ではないと思います。
しかし、ウェルスナビのように元々の手数料が1%を超える投資商品は、消費税が10%上がると、0.1%もコストを下げないと打ち消せません。
0.1%なんて、相当な企業努力が必要ではないでしょうか?
コストが高い投資商品ほど、消費税増税がもたらすインパクトは大きく、その対応も難しいものとなります。
これからも消費税があがるかもしれない日本。
できるだけ低コストな投資信託を選んだ方が安心です。
う~ん。願わくば、投資信託のコストにこそ軽減税率を導入してほしいです。
イートイン詐欺とか、しょうもない話題を見ていると、強くそう思います。
他の記事の紹介です。
インデックスファンドにとってコストは重要ですが、見るべきポイントはコストだけではありません。インデックスとのかい離率にも注目しましょう。
今、最もコストが安いインデックスファンドは「SBI・バンガード・S&P500」です。
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