ディズニー NTTドコモにコンテンツ提供 ライオンキングがスマホに襲来?
ウォルト・ディズニーは7月19日に「ライオン・キング」を公開すると発表しました。
見てのとおり、まさかの実写版です。もふもふですね。
実写版ライオン・キングなんて、どうやって撮影したのでしょう。
映画の中身より、メイキングが気になってしまいそうです。
スリルでいっぱいな撮影だったのでしょうか?
ちなみに、日本での公開は8月9日です。
さて、この「ライオン・キング」。わざわざ映画館に行かずとも、スマホで見れる時が来るかもしれません。
ディズニーとNTTドコモがストリーミングサービスで提携
2月27日、日本最大の携帯電話キャリアであるNTTドコモが、ディズニーと提携してストリーミングサービスを始めると報道されました。
サービスの開始は3月を予定しているようです。
ドコモユーザはディズニ-の持つ、超豊富なコンテンツを視聴できるようになります。
ディズニーのアニメはもちろん、『トイ・ストーリーズ』等のピクサーのアニメ。
『アベンジャーズ』等のマーベルの映画、ルーカスフィルムの『スターウオーズ』 等々。
これらのディズニー傘下の映画が配信される可能性があります。
冒頭の『ライオン・キング』や今年の公開が予定されている『アナと雪の女王』の続編も、ドコモのスマホで見れてしまうかも。
高齢化社会突入の日本。ドコモを始めとした携帯キャリアは、契約者の大幅な増加は見込めません。
さらに、日本政府から携帯電話料金の値下げ圧力をかけられていることもあり、他のサービスでのシェア拡大が急務です。
ドコモ側はディズニーの豊富なコンテンツをストリーミング配信することで、現在の契約者の囲い込みや新規契約者の獲得につなげたいようです。
これは、次世代通信規格『5G』の普及を見越した取り組みでもあります。
5Gでは2,3時間の映画が数秒でダウンロードできると言われています。動画配信サービスの利用は、さらに盛んとなるでしょう。
そこに向けて、人気のあるコンテンツを配信できるようにしたい。強力なコンテンツを持つディズニーは提携先として理想的ということですね。
それにしても、ディズニー側にとっては美味しい商売に見えます。
大した投資をしなくても、ドコモのネットワークでディズニーのコンテンツを配信することができます。
ドコモの契約者数は6,800万人です。
全員が利用するわけではないですが、これだけの数のユーザにコンテンツを提供するチャンスを獲得し、ドコモからライセンス料金か何かをもらうことができます。
う~ん。ディズニーにリスクが無いように見えてしまう。
これはDisney+への布石か?
ところで、ディズニーは2019年後半に、自分たちのストリーミングサービスである「Disney+」を立ち上げる予定です。
Disney+はアメリカ国内のみでサービスが開始されます。海外でのサービス展開の予定は、まだありません。
ですが、アメリカ国内で成功すれば、当然海外でのサービス展開も始めるでしょう。
打倒Netflixですから。
もし、Disney+が日本でサービス展開されるようになったら、このドコモのサービスはどうなってしまうのでしょうか。
ディズニーはDisney+のために、Netflixへのコンテンツ提供を止める予定です。
同じことがドコモのサービスにも起きるかもしれません。
Disney+が立ち上がるまでは、ドコモのネットワークを使ってディズニーのコンテンツを届け、ユーザを獲得する。
Disney+を日本で展開する時に、ドコモへのコンテンツ提供を止めたり、何らかの制限をかけて、ユーザをDisney+に移行させる。
そんな感じで、Disney+を日本に展開させることを見越してドコモと組むのでしょうか?
目的は何にせよ、ディズニー株を保有する私としては、ディズニーのコンテンツがたくさん視聴されて、
ディズニーの収益力アップ!
株価も上昇!
そんな未来が来てくれるのであれば、願ったりかなったりです。
でも、私はドコモユーザではないので、Disney+が早く日本で見れるようになる方が嬉しいですけどね。
スマホでもふもふなライオンキング見てみたいです。
他の記事の紹介です。
ディズニーは先日の決算発表でも、ストリーミングサービスへの投資を損失として計上しています。
ディズニーの未来はストリーミングにかかっていそうです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
良ければクリックお願いします。