リートのインデックスファンドを買いました。今月の投資成績 2019.08.31
寄せては引き、引いては寄せる。
落ち着く気配のない米中貿易摩擦の影響で、8月の米国株は上がったり下がったりの繰り返しでした。
私のリスク資産の殆どは株式なので、保有銘柄の株価は同じ方向に動くことが多いです。
こういう時期は利益が全く上がらないですね。
もう少し違う値動きをする資産を組み込みたいな~。
そう思ってREIT(リート)への投資を始めました。
そんな8月の投資成績をチェックしてみます。
リートのインデックスファンドを購入 ~投資信託の損益~
最初に投資信託の損益です。
銘柄 | 7/28 | 8/31 | 前月比 |
---|---|---|---|
ニッセイ外国株 | ¥1,461,966 | ¥1,176,676 | -¥285,290 |
楽天全米株式 | ¥153,560 | ¥76,238 | -¥77,322 |
コモンズ30 | ¥4,301 | -¥5,236 | -¥9,537 |
厳選投資 | ¥11,174 | -¥5,810 | -¥16,984 |
ニッセイグローバルリート | - | ¥1,702 | - |
eMAXIS 豪州リート | - | -¥63 | - |
たわらノーロード 国内リート | - | ¥845 | - |
損益計 | ¥1,631,001 | ¥1,244,352 | -¥386,649 |
利益がかなり下がってしまいました。
8月は分散投資のために、リートに投資するインデックスファンドを少し買いました。
Jリートに投資する「たわらノーロード 国内リート」、日本以外の先進国、新興国のリートに投資する「ニッセイグローバルリートインデックスファンド」、オーストラリアのリートに投資する「emaxis 豪州リートインデックス」です。
今まで先進国、新興国の株式に投資してきたので、リートも複数の国に分散投資することにしました。
「ニッセイグローバルリート」は米国リートが72%と米国編重なので、「eMAXIS 豪州リート」でオーストラリアの比率を少し引き上げています。
オーストラリアは先進国でも数少ない人口増加国の一つなので、不動産も有望なのでは?という安直な理由です。
8月はリートを約25万円分買いました。
これから、Jリートをリスク資産の2%、海外リートを3%くらいの比率にまで増やしていくつもりです。
あと、新興国に投資する「SBI・新興国株式インデックス」は全て売却しました。
理由はこの後で説明します。
IVV,VYM,VWO,EMBを購入 ~ETFの損益~
次にETFの損益です。
銘柄 | 6/29 | 7/28 | 前月比 |
---|---|---|---|
IVV(S&P500) | ¥91,220 | ¥35,470 | -¥55,750 |
VYM(米国高配当) | -¥10,285 | -¥95,920 | -¥85,635 |
VWO(新興国) | - | -¥230 | - |
EPI (インド) | -¥1,311 | -¥23,067 | -¥21,756 |
UBSスイス | ¥22,080 | ¥21,360 | -¥720 |
EIDO(インドネシア) | -¥1,578 | ¥2,328 | ¥3,906 |
BND(米国債券) | ¥4,882 | ¥7,634 | ¥2,752 |
EMB(ドル建新興国債券) | - | ¥21 | - |
損益計 | ¥24,073 | ¥8,046 | -¥15,818 |
ETFは殆ど利益が無くなってきました。。。
特にVYMは株価が比較的高い時から買い始めたこともあり、損失が10万円近くに達しています。
でも、この程度の下落にはめげません。
8月もS&P500に連動する「IVV」と高配当ETFである「VYM」を買い増しました。
他に「SBI・新興国株式インデックス」の売却資金を使って、新興国株に投資する「VWO」、ドル建新興国債券に投資する「EMB」を買っています。
新興国株は値動きが激しいです。配当金を現金で貰った方が、株価の下落にも耐えやすくなるかなと思ってETFでの投資に切り替えました。
全部「VWO」にしようかと思いましたが、新興国の株価はすぐに下がるので、高い利回りを期待できるドル建て新興国債券ETF「EMB」に一部振り分けました。
EMBの分配金利回りは5%以上です。
過去10年間のトータルリターンは株式であるVWOとほぼ同じ、かつVWOより価格の変動は穏やかです。
新興国投資の分散先として良さそうだなと思って買うことにしました。
さらばDisney(DIS)、また逢う日まで?~個別株の損益~
個別株の損益です。
銘柄 | 7/28 | 8/31 | 前月比 |
---|---|---|---|
AWK | ¥106,387 | ¥147,932 | ¥41,545 |
MCD | ¥55,690 | ¥51,657 | -¥4,033 |
MKC | ¥128,963 | ¥119,479 | -¥9,484 |
MSFT | ¥128,660 | ¥109,271 | -¥19,389 |
UL | ¥21,564 | ¥26,183 | ¥4,619 |
V | ¥192,874 | ¥170,426 | -¥22,448 |
ZTS | ¥99,413 | ¥134,219 | ¥34,806 |
損益計 | ¥733,551 | ¥759,167 | ¥25,616 |
こちらも全部下がっていると思いきや、American Water Works(AWK)とゾエティス(ZTS)が好調でした。ユニリーバ(UL)も上がっていますね。
民間水道会社であるAWKは米中貿易摩擦が激しくなると株価が上がるのが最近の傾向です。ほぼ完全な内需株ですから、投資資金の逃げ先になっているのでしょうか。
ゾエティス(ZTS)は8月に発表した決算が良かったので株価が上がりました。
7月まではディズニー(DIS)を保有していたのですが、8月に全て売却しました。個別株の比率を少し下げたかったのと、前述したリートの投資資金に充てるためです。
ディズニーはストリーミングサービス「Disney+」の投資コストがかさんで利益が減少しています。「Disney+」が利益に繋がるようになればでかいと思いますが、それにはまだ時間がかかります。
保有銘柄の中ではディズニーが一番安定感が無いのでは?と思って売ることにしました。
また個別株の比率が下がってきたら買うかもしれませんが。
これで、個別株の保有比率は次のようになりました。
■個別株の保有比率
マクドナルド(MCD)、マイクロソフト(MSFT)の比率はもう少し上げたいところです。
でも、個別株の保有比率は米国株の25%。残りはインデックスファンドかETFと決めています。
今の個別株比率は27%程度なので、しばらくは個別株の追加購入はしません。
全体の損益と資産配分
最後に全体の損益と資産配分を見てみます。
■全体の損益
8月は利益が60万円減りました。残念。。。
■資産配分
現在の資産配分です。
米国株の比率は今のままキープしつつ、リートの比率を上げていきたいです。
今後は株式以外の資産にも投資していきます。
米中貿易摩擦によって株価が不安定な動きを続けています。
明日、明後日に解決するものではないと思うので、この傾向は暫く続くのでしょう。
私のリスク資産は株式に偏っているので、この影響をもろに受けてしまいます。
それを少しでも和らげるには株式以外の資産にも投資して分散性を高める必要があります。
そのために、今後は米国株だけでなく、リートや債券にも投資をしていくつもりです。リートは前述したインデックスファンド、債券は少し保有しているBNDを増やしていきます。
株:55%、リート:5%、現金+債券:40%
とりあえず、こんな感じのポートフォリオを目指していきます。
他の記事の紹介です。
Jリートは株式と相関係数が低いので、分散効果に期待しています。
どんな時期でも20年持っていれば、損をすることはない。それが米国株です。
逆を言うと10年くらいは上がらない時期はあるということです。
今がその時期だったりして。。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
良ければクリックお願いします。