【米国株】10月の株安でも値上がりした銘柄 2018年10月の投資成績
早いもので10月が終わりました。アメリカの長期金利上昇をきっかけに始まった株安はいつ終わるんでしょうね。そろそろ下げ止まるのでしょうか。
でも、こんな株安時でも逆に値上がりしている銘柄もあるんです。今日は10月の個別株の損益を見てみます。
ちなみに私が保有する個別株は以下です。
- Amazon(AMZN)
- Visa(V)
- マイクロソフト(MSFT)
- アメリカンウォーターワークス(AWK)
- ディズニー(DIS)
- Johnson&Johnson(JN)
- マコーミック(MKC)
- ペプシコ(PEP)
- ユニリーバ(UL)
- ゾエティス(ZTS)
この10銘柄の10/1と10/30時点の損益(円ベース)を比較してみます。
Amazon、Visa、マイクロソフト ハイテク株は大きく下落
■Amazon,VIsa,Microsoft
9月まで大きく利益を稼いでくれたAmazon(AMZN),Visa(V),Microsoft(MSFT)は10月に大きく値下がりました。利益が半分以下に下がっています。
9月まで稼いでくれた分があるので、まだマイナスにはなっていないです。
Amazonが大きく下がって見えるのは一部売却したので、利益が減ったためです。
個人的にはAmazonよりVisaの下落が気になっています。決算良かったのに。。。
Visaは私の個別株の中でも保有比率が一番高く、売る気も全くないので、早く反発してほしいところです。
ペプシコ ディフェンシブ銘柄の本領を発揮する
■Disney,ユニリーバ,ペプシコ
ペプシコ(PEP)は株安の流れに逆らって10月は上昇基調でした。決算発表後に下落が続いていたのですが、下落分を取り戻してきました。ディフェンシブ銘柄の本領発揮でしょうか。
ディズニー(DIS)、ユニリーバ(UL)はハイテク株程ではないですが、値下がりしています。
ユニリーバ(UL)はマイナス圏に突入。いつ浮上するのやら。
公益株 AWK ヘルスケアセクター JNJも好調だった
■ゾエティス、Johnson&Johnson、AWK
水道事業を展開するアメリカンウォーターワークス(AWK)、ヘルスケアセクターの鉄板銘柄 Johnson&Johnson(JNJ)は10月は値上がりしました。これもディフェンシブ銘柄の力を発揮です。動物の医薬品を開発しているゾエティス(ZTS)は下がりましたが、下げ幅はわずかです。
AWKとZTSは11/1が決算です。注目しています。
マコーミック 攻撃的なディフェンス力を見せつける
■マコーミック
スパイスでシェアNo1のマコーミック。10月は下がるどころか大きく利益を伸ばしました。
■マコーミック 6ヶ月間のチャート
いや~何でしょうね、この美しいチャートは。株安なんて無関係の世界にいます。
何か少し前のAmazon,Visaに似てる気がするな~。一周回って逆に怖い気がする。
そのうち急落するんじゃないだろうかと思えてしまうのは考えすぎでしょうか。
■マコーミックとS&P500の比較チャート
マコーミックは今年、S&P500を大きくアウトパフォームしています。
今年前半は全く上がらなかったのでもどかしかったのですが、買っておいてよかったです。
Visaが不調な今は私の精神安定剤みたいになってます。値下がりしたら買い増ししたい銘柄No1ですね。
まとめ~セクター分散の重要性を痛感した1ヶ月
結局、私の保有する個別株で大きく下がったのはAmazon,Visa,Microsoftといったハイテク株だけなんですよね。それらの保有比率が比較的大きかったので、今月の損失額も大きくなりましたけど。
一方でヘルスケアセクターのJNJ、公益セクターのAWK、生活必需品セクターのMKC、PEPは下がるどころか値上がりしていました。
こういう結果を目の当たりにすると、特定のセクターに資産を集中させるのではなく、ある程度分散させた方がリスクを抑えられることを痛感します。
下落率が高い情報技術や資本財セクターに集中投資していたら、今頃泣いていたでしょう。。。セクター分散って大事!
セクター分散効果はインデックスファンドだけに投資しているとあまり意識しないですからね。個別株やっていて面白いと思える点でもあります。
来月は株価の動きが少し落ち着いてくれることを願います。
でも、中間選挙があるんですよね~。
誰か生活必需品セクターに投資するインデックス投信を作ってください。絶対に買う!
スパイスで世界シェアNo1のマコーミックについて書いた記事です。ディフェンシブ銘柄のはずなのにS&P500を上回るパフォーマンスです。
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