保有している投資信託の利回り 楽天VTIとニッセイ外国株式中心に投資継続中
私は投資信託とETF、米国の個別株を組み合わせて株式投資を行っています。
最初に行ったのはインデックス型の投資信託の積立でした。
2015年末に投資を開始して以来、今も積み立てを継続しています。
ここでは、今現在保有している投資信託とその利回りを紹介します。
投資信託は楽天VTIとニッセイ外国株式が中心に購入
私が保有している投資信託は以下の5本です。
・ニッセイ外国株式インデックスファンド
・楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)
・SBI・新興国株式ファンド
・スパークス・新・国際優良日本株ファンド
・コモンズ30ファンド
各ファンドについて、簡単に説明します。
(1)「ニッセイ外国株式インデックスファンド」で先進国に分散投資
「ニッセイ外国株式インデックスファンド」は米国を始めとする先進国に投資するインデックスファンドです。
私が2015年末から唯一買い続けているインデックスファンドです。
より低コストな「eMAXIS Slim先進国株式インデックスファンド」を買っている時期もありましたが、今は保有していません。
投資信託が乱立しすぎるとチェックしづらいので、「ニッセイ外国株式」の方に統一しました。利回りはどちらも大差ないと思っています。
「ニッセイ外国株式」は米国株が約68%を占めています。
米国株を中心にしつつ、経済が安定している他の先進国に分散投資するために重宝しています。
今はつみたてNISAで毎月15,000円を必ず買うようにしています。
それ以外では、米国以外の先進国の比率が少なくなってきた時に購入しています。
(2)「楽天VTI」で米国株の比率を上げる
「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」は米国の株式市場全体に投資できるインデックスファンドです。
私は米国株の比率が全株式の75%程度になるように調整して投資しています。
ニッセイ外国株式ではそれに満たないので、楽天VTIや米国の個別株・ETFで75%に引き上げています。
米国に投資できるインデックスファンドとして「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」もありますが、小型株が10%含まれる楽天VTIの方が、景気が良い時にパフォーマンスが少し良くなるのでは?との思いで楽天VTIを買っています。
楽天VTIもつみたてNISAで必ず買うようにしています。毎月18,000円買っています。
(3)「SBI・新興国株式」で新興国にも投資
「SBI・新興国株式ファンド」は新興国に投資できるインデックスファンドです。
最近はパフォーマンスがさっぱりな新興国株ですが、10年後、20年後は新興国のGDPが先進国を抜き去る程の経済成長を遂げると言いますし、少し持っておいた方が良いかなと。
新興国に投資するインデックスファンドには「eMAXIS Slim新興国株式」がありますが、こちらの投資先は中国・韓国・台湾で50%近くを占めており、東アジアに偏っています。
「SBI・新興国株式」は韓国が投資先に含まれず、東アジア編重が少し解消されます。なので、私は「SBI・新興国株式」の方で新興国投資をしています。
でも、「SBI・新興国株式」の投資先も結局は中国と台湾だけで40%を占めており、バランスが悪いです。
このアンバランスを解消するために、中国以上の経済成長が予想されているインドに投資するETFを別に買って、東アジア編重にならないようにしています。
現在保有している株式のうち、新興国株の比率は5%程度でリスクを小さめにしています。
もう少し比率を増やしてもいいと思っていますが、最大でも7%くらいにしたいです。
SBI・新興国株式は定期的な積立はしていないです。
新興国株の比率が下がった時、たまに資金を投入する程度ですね。
(4)日本株は「スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)」と「コモンズ30」にお任せ
「スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)」と「コモンズ30」は日本株に投資するために買っています。
ともに、少数銘柄に集中投資することが特徴のアクティブファンドです。
コモンズ30は30名柄、厳選投資は16銘柄のみに投資しています。どちらも海外で利益を上げることのできそうな企業を中心に投資します。
これから人口減少社会を迎える日本。国内のみで勝負するより、海外で強い企業に投資した方が面白いのではないかと感じています。
TOPIXに連動するインデックスファンドは投資対象が1,000社以上もあり、その中には海外で勝負できない企業も多数あります。
TOPIX全体に投資するより、海外で力を発揮できる企業に集中投資する「厳選投資」と「コモンズ30」の潜在力に期待することにしました。
結局はTOPIXと大差ないパフォーマンスに終わる可能性もあります。
ですが、私の日本株の投資比率は全株式の3%程度と、新興国以上に低比率になるようにしています。
全体のパフォーマンスにそこまで大きく影響しません。だから「好きなもの買えばいいや」と言うような感じでこの2本にしました。
この2つのファンドも定期的な積み立てはしていません。比率が下がった時に少し買い増すようにしています。
各投資信託の利回り
紹介した投資信託の現時点の利回りを掲載します。
■特定口座(2019.07.21時点)
特定口座分の損益です。右から2列目が利回りですね。
やはり投資期間が長い「ニッセイ外国株式」の利回りが最も大きく、30%以上増えています。
次が楽天VTIで9.5%程度のプラスです。
「SBI・新興国株式」は殆ど利益が出ていません。
ここ最近の新興国投資の苦しさが如実に表れています。悲しい。。。
■つみたてNISA(2019.07.21時点)
こちらはつみたてNISA分です。 同時期に積み立てを開始したのですが、楽天VTIの方が成績が良いですね。
投資信託全体の利回りは24%程度です。投資期間が約4年なので、年率6%くらいでしょうか。
投資信託で保有している金額は約800万円。他にETFや米国の個別株で680万円程度を投資しています。
こんな感じで、先進国、日本、新興国にもれなく投資していますが、毎月定期的に購入しているのは「楽天VTI」と「ニッセイ外国株式」だけです。
新興国や日本は過去の株価を見ても、長期にわたって右肩上がりとはなっていません。
それに対して定期的に積立することに意味ないんじゃないかと思って、積立するのを止めました。先に書いた通り、比率が下がった時に買う程度にしています。
私の資産形成の主軸はあくまでも先進国株式、特に長期で右肩上がりに株価上昇が続く米国株です。
新興国や日本は「上がれば儲けもの」のような感じにしたいので、投資比率を小さめにして気楽に保有できるようにしています。
最近は投資信託よりもETFの方を買うことが多いので、投資信託の保有金額はなかなか増えないです。
でも、最低100円という少額から投資できるメリットは大きいです。
それに売却益の税金が免除されるつみたてNISAを使わない手はないでしょう。
なので、今後も投資信託の購入は継続していく予定です。
他の記事の紹介です。
フィデリティ証券のレポートによると、米国株を70%にすると高パフォーマンスとリスク分散の両方が可能になるそうです。
ちょうど私の米国株比率が75%程度だったので、この比率を維持しようかと単純に考えました。
日本株の投資に使っているスパークス「厳選投資」について書いた記事です。
設定以来、TOPIXをはるかに上回るパフォーマンスを示しているアクティブファンドです。
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