会社勤めの投資初心者には日本株より米国株がおすすめだと思う

「は～。また、下がるのか。。」

平日の昼間、勤務先で株価チャートを見て深い溜息をつく。

 日本株の取引をしていた時、私はそんな日々を送っていました。

 

私は、今は日本の個別株は保有していません。米国株とインデックス型の投資信託がメインの投資先です。

日本で株式投資をする場合、日本株から始める人が圧倒的に多いと思います。

ですが、米国株と日本株の両方を経験してみると、投資を始めるなら米国株からの方がいいんじゃないかと思えてきます。

特に会社勤めの場合は、米国株の方がメンタルに優しいです。

日本株をすっ飛ばして、米国株から始めた方が良いと思う理由を挙げてみます。

米国株は日本株より安定している

外国株は変動が大きいイメージを持ちがちですが、米国株は安定した上昇を続けています。

■S&P500 10年チャート

 これは、米国の大型株500銘柄で構成されるS&P500の10年チャートです。

基本的には右肩上がりで上昇を続けています。

■日経平均 10年チャート

それに対して、日経平均の10年チャートです。

上昇していることに変わりありませんが、上下の変動が大きく感じます。

2013年までは殆ど上がっていないです。2016年も停滞していますね。

スリルより安定を望むのであれば、日本株より米国株に投資した方が良さそうです。

米国株は身近な企業で溢れている。株を持っているだけで楽しい？

「でも、外国株って何に投資したらいいの？」

日本に住んでいる私達は当然、日本企業の方が情報を得やすいです。

それが日本株の投資から始める人が多くなる理由の一つでしょう。

でも、米国企業は私達の周りに溢れています。

Apple、Amazon、Google、Facebook、Microsoft、マクドナルド、ディズニー、コカ・コーラ、P&G　等々

普段使用している商品やサービスを開発しているのが、米国企業というケースは多いです。

そして、私達日本人にとって身近な米国企業は、世界中で事業を展開して利益を出し続けている企業です。

世界のApple、Microsoftに投資しているというだけで、何だかワクワクする気持ちになれます。

仕事に集中できる！

これが一番重要なポイントです。

会社勤めで日本株の取り引きをしていると、仕事中に株価が飛んだり跳ねたりします。

もう、気になって仕方ありません。

今はスマホのアプリを起動するだけで、簡単に株価が見れちゃいますからね。

私も日本株をやっていたころは、1日に何回もアプリ起動してました。

保有株が急落していると

「あ～。早く損切しなきゃ」

逆に急上昇していると

「お～。早く利確しなきゃ？」

みたいな感じで、仕事の邪魔になりがちでした。

流石に株価を見るのは休憩時間程度にとどめていましたが、下手したら上司に見つかって評価が下がってしまいます。

株価が下がる前に、自分の給料が下がってしまいますね。

会社勤めの人が日本の個別株を始めるのであれば、泰然自若とした精神力が必要なんじゃないかと思いました。

それに対して、米国株にはそんな心配はいりません。

 何故って、寝ている間に米国市場の取引が終わってますから。朝起きたら、決着がついています。

そこで株価が上がっていれば嬉しいし、下がっていても夜に米国市場が開くまでは何もできないです。

その間に時間が空くので、次にどうすればいいかを落ち着いて考えることができます。

当然、昼間は株価を気にする必要はないので、仕事に集中できます。

もう、上司に

「あいつ、スマホばっか見やがって。何やってんだ！」

と睨まれることも無いです。

落ち着いて投資をするなら米国株。

S&P500と日経平均のチャートを見ても分かるように、米国株は日本株より安定したパフォーマンスを発揮してくれる可能性が高いです。

さらに、仕事の時間を妨げないという点で、日本株より米国株の方が落ち着いて投資できると思います。

「株式投資を始めたい、でも仕事中に株価が気になるのは嫌！」

という人に米国の個別株はおすすめな投資先です。

 米国企業は世界的に有名な企業が多いので、投資したい企業を探すのも楽しいですね。

昼間は頑張って仕事して、給料を稼ぐ。

仕事が終わったら、どんな企業に投資しようか思いを馳せる。

私は米国株を始めたことで、普段の生活にメリハリをつけて投資を続けることができていると思います。

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それでも日本株にも投資したい場合、投資信託にお任せしてしまえば、仕事中に株価が気になることは無くなります。

スパークスの厳選投資は日本の20企業のみに投資して、高パフォーマンスを発揮しています。

魅力的な企業でいっぱいの米国株。何に投資すればよいか迷う場合、アメリカ全体に投資するETFであるVTIを選ぶという手段もあります。

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