おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

インデックス投資と米国株の記録。流れに身を任せてお金を増やす。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の2018年Q3決算は好結果。株価も上がる。

Johnson&Johnsonの2018年第3四半期の決算が発表されました。アナリスト予想を上回る結果で株価も上昇しています。

 

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売上・純利益・EPSともに前年を上回る

2018年Q3の結果です。

  Q3 2018 Q3 2017 増減(%)
売上 (億$) 203.48 196.50 3.6%
純利益 (億$) 39.34 37.64 4.5%
EPS ($) 1.44 1.37 5.1%

売上、利益、EPSともに前年同期を上回りました。

部門別に見るとどうなのでしょうか。

コンシューマ部門の売り上げは1.3%増

コンシューマ部門の売り上げは34億ドルで前年同期から1.3%増加です。解熱剤の「タイレノール」や「ZYRTEC」等の売り上げが好調だったようです。後は日焼け止めの「ニュートロジーナ」、シャンプーの「OGX」、ベビーケア商品も好調。また、Q3でZarbee's Naturalsというサプリメントを作っている会社の買収が完了したと報告しています。

製薬(Pharmaceutical)部門の売り上げは6.7%増

製薬部門の売り上げは103億ドルで前年同期から6.7%増加です。売上の増加に貢献した薬品として以下を挙げています。

  • DARZALEX ・・ 多発性骨髄腫の治療薬。
  • ZYTIGA ・・去勢抵抗性前立腺癌の治療に用いられる薬
  • IMBRUVICA ・・ 経口投与可能なB細胞性腫瘍の治療に用いる抗がん剤

また、うつ病の治療薬として用いるエスケタミンの点鼻薬について、FDA(アメリカ食品医薬品局)から新薬の申請承認を得られたと発表しています。ただ、この新薬はPhase3の治験で思うような効果が得られなかったと9月末のニュースで見た記憶があります。その後どうなったんだろう?

他にも色々な薬品開発の動向について報告してます。

それにしても流石に製薬会社のレポートは用語が難しいですね。コンシューマ部門ならまだ分かりますが、医療用の新薬になると英語がよく分からない。。

医療機器部門の売り上げは0.2%減

医療機器部門の売り上げはほぼ横ばいで66億ドルでした。手術用の医療機器や使い捨てコンタクトの「アキュビュー オアシス」は売上に貢献したとのこと。

(あ~英語読むの疲れました~)

良好な決算を受けて株価も上昇

2018年の見通しも上方修正しています。売り上げは前回発表の805億~813憶ドルから810億ドル~814億ドルに修正。調整後EPSは8.07~8.17ドルから8.13~8.18ドルに上方修正しています。これを受けた結果でしょうか?16日の寄り付きの株価は上昇しています。

■JNJ 15分足チャート

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あれ、少し下がってきました。朝起きたら元に戻ってたりして。

 

Johnson&Johnsonはヘルスケアセクターの中でも事業分野が幅広いところに安心感があります。最新医療で使用する新薬以外にも薬局で買える薬品やオーラルケア、ボディケア製品、それに医療機器やコンタクトレンズまで扱っています。

「リステリン」や「アキュビュー」等は使ったことある人も多いでしょう。

特定の製品に売り上げが依存している企業の株を長期保有するのは勇気がいりますが、Johnson&Johnsonのように扱っている製品が幅広く成功していると安心して長期保有できそうです。医療や私たちの生活に関わる薬、製品を多く扱っているので景気にも大きくは左右されないでしょうしね。

そんな会社が好決算を叩き出してくれるのは嬉しいです。例え株価が下がっても持ち続けたい。

 

JNJは先週の株安で結構下げました。これから盛り返すかな?

JNJ同様ディフェンシブ銘柄ではマコーミックが個人的お勧めです。

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