おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

インデックス投資と米国株の記録。流れに身を任せてお金を増やす。

配当金の再投資先にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)や楽天VTIを選ぶ

個別株やETFに投資をすると配当金が貰えます。

せっかくもらった配当金。証券口座に眠らせたままにするのは勿体ない。

できれば再投資をして、さらなる利益を狙いたいものです。

 

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でも、投資資金が小さいうちは微々たる額の配当金しかもらえません。

 

「こんな少無い金額で再投資なんてできるのか?」

 

そんな時、配当金の使い道として「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」や「楽天VTI」を検討してみてはいかがでしょうか。

 

配当金を個別株に再投資するには投資資金の追加が必要

投資資金が小さいと、配当金を個別株に再投資するのは、なかなか大変です。

 

例えば、私も保有しているマクドナルド(MCD)。

現在の株価は約204ドル、日本円に直すと約22,000円です。

 

マクドナルド(MCD)の配当利回りは2.2%程度です。

1株の購入資金を配当金でまかなうには、最低でも100万円をマクドナルド(MCD)に投資している必要があります。

 

仮に100万円以上の投資資金が用意でき、1年間で貰える配当金が22,000円に達したとしましょう。

それでも、再投資には資金が足りません。

1株だけ購入すると手数料が割高になってしまうからです。

 

私の使用しているSBI証券では、外国株の購入手数料は次のようになっています。

 

・購入金額の0.45%

・下限:5ドル

・上限:20ドル 

 

購入金額の0.45%が基本的な手数料ですが、下限5ドルという制約があります。

マクドナルド(MCD)の1株の株価は204ドル。1株だけ購入すると下限の5ドル、つまり株価の2.5%が手数料として持っていかれます。

 

これを避けるには、1度に購入する価格を多くする必要があります。

1,200ドルあたりが購入手数料を0.45%に抑えられるラインです。

 

だから、マクドナルド(MCD)の株に再投資するには、22,000円ぽっきりの配当金だけでは不充分なのです。

そこに10~11万円を追加してから再投資する必要があります。

配当金が入っている証券口座にドルで追加の投資資金を入金し、配当金と一緒に投資しなければいけません。

  

こんな感じで個別株に再投資するには、大きめの投資資金が必要になります。

それがクリアできれば問題ないですが、投資初期の段階では1株買うだけの配当金も得られないこともあるでしょう。

 

そんな時は配当金の再投資先として個別株でなく、インデックスファンドを検討してみるのも良いと思います。

 

配当金をeMAXIS Slim米国株式(S&P500)や楽天VTIに投資する

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」や「楽天VTI」のようなインデックスファンドは100円から投資が可能です。

個別株で貰える配当金が小さくても、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」や「楽天VTI」であれば購入可能です。

 

しかも、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」や「楽天VTI」に購入手数料は必要ありません。

唯一必要なのは、為替手数料です。

 

インデックスファンドを購入するには、ドルで貰った配当金を日本円に交換する必要があります。

この時に為替手数料がかかります。SBI証券では1ドルあたり25銭です。

 

1ドルを107円とすると、取引金額の約0.23%が為替手数料になります。 

0.23%です。

先の外国株式の購入手数料より、割安な負担で配当金を再投資することが可能ですね。

 

初期投資の資金が少ない状態で個別株やETFの投資を始めると、最初のうちは雀の涙程度の配当金しかもらえません。

 ですが、その配当金をただ口座に眠らせておくのも勿体ないです。

 

そんな時、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」や「楽天VTI」の積立を並行して実施しておけば、配当金の再投資先としてうまく使えるのではないでしょうか。

 

「購入手数料無し」

「少額から投資可能」

そんなインデックスファンドは、投資初心者の配当金の受け皿になってくれると思います。

 

他の記事の紹介です。

配当金はリターンを高くするだけでなく、下落相場に耐える力を与えてくれると思います。


個別株を買ったら、配当金を貰える日をチェックしましょう。

 

 

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